ワード
- 2022/07/02
- 2022/05/30
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WORD2016以前のPCでトリミングした画像を「図として保存」するには?
先日、生徒様からこんな質問がありました。
トリミングして「図として保存」をしても、トリミング部分が復活してしまいます。トリミング後の状態で「図として保存」できますか?
実は、WORD2010-2016では、トリミングした画像を「図として保存する」にするだけでは、保存したピクチャ側で確認をすると、トリミング部分がまた復活してしまいます。
復活させないためには、完全に削除しなければなりません。
では、実際にやってみましょう。
① 図の挿入をします。
あらかじめパソコンに保存してある画像を挿入する場合は、「このデバイス」より行ってください。
今回はオンライン画像の場合の説明をします。
パソコンに写真やイラストが保存されていなくても、インターネット環境があればオンライン画像を挿入することができます。
② 検索窓にキーワードを入力し「Enter」キーを押して検索します。
挿入したい画像を選択し「挿入」をクリックします。
③ カーソルを表示した場所に画像が挿入されました。
挿入された画像のトリミングをしましょう。
「図の形式」「トリミング」「図形に合わせてトリミング」「ハート」をクリックします。
④ ハートの形にトリミング完了です。
⑤ 上の図を「図として保存」してみましょう。
ここで、旧バージョンのPCは、ひと手間必要です。
「図の形式」「図の圧縮」「図のトリミング部分を削除する」をオンにし「OK」をクリックします。
⑥ 画像を選択し右クリックをします。
一覧のメニューから「図として保存」をクリックします。
⑦ 「エクスプローラー」「ピクチャー」よりトリミング保存した画像を確認してみましょう。
トリミングされた状態で保存完了です。※ office365 での説明なので少し画面の表示が異なるかもしれません。
- 2022/02/14
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WORDページの背景に色を設定方法と印刷に反映されないときの改善方法
今日はバレンタインデーですね。
皆様も大切な人やご家族、お世話になっている方に素敵なチョコレートのプレゼントをされるのでしょうか(⋈◍>◡<◍)。✧♡
今日はWORDでお知らせやチラシを作成する際、背景全体に色を設定する方法を紹介します。
ページの背景に色を設定する方法
①WORDでお知らせを作成します。
②ここでは2色のグラデーションを背景に設定してみましょう。
【デザイン】タブ【ページの色】【塗りつぶし効果】
③【グラデーション】【色1】【色2】でお好きな色を選択します。
【グラデーションの種類】もお好きな種類を選択し【OK】をクリックします。
④下図のように完成します。
素敵なチラシを完成させても、いざ印刷!となると・・・
「あれ!印刷プレビューに背景が反映されてない!」「設定した背景が印刷されない!」
というような出来事に遭遇されたことはないでしょうか?
これは、初期設定で【背景の色とイメージを印刷する】の機能が【OFF】になっているからです。
背景を印刷するためにはこの機能をONにしなくてはなりません。
【背景の色とイメージを印刷する】の機能が【ON】にする設定方法
①【ファイル】から【オプション】をクリックします。
②【表示】をクリックし、【背景の色とイメージを印刷する】の四角にチェックを入れ【OK】をクリックします。
③では、印刷を実行してみましょう。
- 2022/01/31
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WORD既定のフォントの変更・固定方法
新しい年が明け、あっという間に1月も最終日となりました。
本日で受講終了された方もおられれば、明日2月~受講スタートの方もたくさんおられます。
出会いあれば別れあり・・・
ちょっぴり寂しいですが、当教室で学ばれたこと少しでもステップアップに繋がれば嬉しいです。
WORD既定のフォントの変更・固定方法
WORDを起動すると、【既定のフォント】が【游明朝】に設定されています。
この設定されている【既定のフォント】はご自分の好みのフォントに変更することができます。
それではやってみましょう。
①WORDを起動します。既定のフォントが【游明朝】・フォントサイズ【10.5】です。
②【ホーム】タブの【フォント】ダイアログボックスの一覧起動ツールをクリックします。
③ ここでは【日本語用のフォント】を【メイリオ】、【サイズ】を【11】にします。
【規定に設定】【OK】をクリックします。
④【Normal.dotmテンプレートを使用したすべての文書】をクリックし、【OK】をクリックします。
※【この文書だけ】にチェックを入れると、次回WORD起動時元の規定に戻ります。
これで、WORDのデフォルトフォントの変更は完了です。
新規文書作成の度に適用したいフォントを選択するという面倒な手間は省けます。
- 2021/10/04
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オートフォーマット機能
入力済の段落に行頭文字や段落番号を追加する方法は以前にご紹介しました。
今回は文字の入力時に、同時に行頭文字や段落番号を入力する方法のご紹介です。
1つ目の行頭文字や段落番号は自分で入力する必要がありますが、それ以降の行は自動的に入力されます。
この機能のことをオートフォーマット機能といいます。
では、秋のレシピ集を作成してみましょう。
① 最初の番号①は手入力します。
② 「鶏肉と秋野菜の蒸し煮」と入力後エンターキーを押します。
自動で②が入力されます。
③ 「鮭ときのこのバター醤油炒め」と入力後エンターキーを押します。
自動で③が入力されます。
④ 以降同様に入力をし、最後の段落でエンターキーを押して改行します。
必要のない段落にまで段落番号が表示されます。
⑤ 再度エンターキーを押します。不要な段落番号が消え完成です。
※変換された行頭文字や段落番号を元に戻したい場合、表示される【オートコレクトのオプション】をクリックして【元に戻す】をクリックすると、変換をキャンセルすることができます。
※オートフォーマット機能による行頭文字や段落番号の追加が行われないとき、【オートコレクト】ダイアログボックスの【入力オートフォーマット】タブの設定が以下のようになっていることを確認しましょう。
確認方法
① 【ファイル】タブの【オプション】をクリックします。
② 【文章校正】→【オートコレクトのオプション】
【オートコレクトダイアログ】が表示されます。
【入力オートフォーマット】のタブをクリックし【箇条書き(行頭文字)】【箇条書き(段落番号)】にチェックが入ってることを確認しましょう。
- 2021/10/02
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ジャンプ機能
ページ数の多い文書内をマウスでスクロールしながら離れたページに移動するのは大変です。
レポートや論文などの長い文書を作成時、ジャンプ機能を使い文書内の目的の場所に移動すると便利です。
ページ番号や行番号、ブックマーク名、脚注番号、表番号、図番号などが用意されています。
ここでは1ページから10ページにジャンプしてみましょう。
1.【ホーム】タブの【編集】から【検索▼】【ジャンプ】をクリックします。
2.【検索と置換】ダイアログボックスの【ジャンプ】が表示されます。
【移動先】項目で【ページ】になっていること確認し【ページ番号】で目的の移動先ページ番号を入力し【ジャンプ】ボタンをクリックします。
※ 文書にページ番号が挿入されている場合はページ番号を基準に移動し、そうでない場合は文書の先頭からの枚数を基準に移動します。
3.下図のように1ページから10ページにジャンプします。
ステータスバーを確認してくださいね。
操作前
操作後
- 2021/10/01
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段落罫線
文書にメリハリを付けたいとき、文書全体を「表」として作成したり、段落の項目を「下線」などで装飾したりすることがありますね。
「段落罫線」を活用するのも効果的ですよ。
① 段落を全て選択します。
② 「ホーム」タブの「段落」グループの「罫線」の▼ボタンをクリックし表示されるリストから適切な罫線をクリックします。ここでは「外枠」をクリックしてみましょう。
その他、「線の色」や「線の太さ」など詳細設定は「線種とページ罫線と編みかけの設定」より行いましょう。
③ 下図のようになります。
④ では次に簡単に下線を引く裏技をご紹介します。
行の先頭でハイフンを三回続けて—と入力します。そしてEnterキーを押すと一重線に変換されます。
同様に下表のようにイコール三回なら二重線
チルダ三回なら波線
アスタリスク三回なら点線(角)
アンダーライン三回なら太い実線
シャープ三回なら三重線
- 2021/05/31
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WORD文字列にWebページへのハイパーリンク設定
コロナに翻弄される毎日が続きますが、時が経つのは早く5月もあっという間に最終日となりました。
梅雨の中休みで毎日良いお天気が続き、今日は夏日となりそうです。
ハイパーリンクの機能を利用すると、文書内の文字列や画像からあらかじめ設定したWebページや異なるファイルを開くことが出来ます。
ここでは「ホームページ」という文字列に関連情報を閲覧できるWebページのハイパーリンクを設定してみましょう。
①ハイパーリンクを設定する文字列【ホームページ】を選択します。
②【挿入】をクリックし【リンク】をクリックし【リンクを挿入】をクリックします。
③【ハイパーリンクの挿入】ダイアログボックスが表示されます。
【ファイル、Webページ】をクリックし【アドレス】にURLを入力し【OK】をクリックします。
④【ホームページ】には下記のようにハイパーリンクが設定され、アンダーラインが表示され文字色が変わります。
⑤Ctrlキーを押しながらクリックすると下記のようにリンク先へ移動します。
- 2021/04/25
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ガイドラインの表示と活用
風薫る季節の訪れですね。
山々ではツツジや牡丹や石楠花の花も例年より早く満開の時期を迎えているようです。
けれど、コロナウィルス感染拡大のためお出かけもままなりません。
悲しいですが、まずはひとりひとりが基本のコロナ感染対策を徹底し守りましょう。
WORD2013からの新機能のひとつ。
図・図形・画像・ワードアートなどを配置する際、左右の余白や段落の先頭行、ページの中央に緑色のラインが表示されます。
このガイドラインに合わせて配置することで余白や段落の先頭行やページの中央にピタッと合わせることが可能です。
以下の操作手順でガイドラインの表示をします。
1.図・図形・画像・ワードアートを選択します。ここではワードアートを使用します。
2.【図形の書式】タブの【配置】グループから【配置ガイドの使用】をクリックするとチェックが付きます。
3.ワードアートをドラッグすると下図のように「配置ガイド」が表示されます。
4.このように緑のガイドラインを目安に左余白や右余白、上部余白や下部余白にピタリと合わせることも出来ます。
ページの左右中央、上下中央にもガイドラインが表示されます。
- 2021/04/17
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WORDで方眼紙のようなグリッド線を表示する方法
先月からWORDのお勉強を始められた生徒さんが数々の練習問題をこなしながらも色々な質問が飛びます。
テキストボックスやイラストを複数配置するチラシの作成中、上下にあるテキストボックスの左の端を綺麗に揃えたいとのこと。
そんなときはグリッド線を活用しましょう。
方眼紙のような縦横のグリッド線を表示することにより、図形・ワードアート・テキストボックス等を挿入する際、線に沿って配置できるので体裁を整えやすくなります。
以下の操作手順です。
- リボンから【レイアウト】タブをクリックし【配置】グループの【配置】をクリックします。
- 表示された一覧から【グリッド設定】をクリックします。
3.【グリッドとガイド】が表示されます。
4.【グリッド線を表示する】にチェエクを入れます。
5.初期状態では【2】が入力されていますが、ここでは例として【1】を入力します。
6.方眼紙のようなグリッド線が表示されました。
アイコンを挿入
イラストよりも簡略的に描かれたアイコンは見ただけでそのものが表すイメージをすぐに理解できます。
早速使ってみましょう‼
① アイコンを挿入したい位置でクリックします。
【挿入】タブの【アイコン】ボタンをクリックします。
② 挿入できるアイコンの一覧が並んだ画面が表示されます。
【食品および飲料】【衣料品】【顔】【商業】【矢印】【車両】・・・他
36種類ものカテゴリーがありますので目的のアイコンを探しましょう。
③ また、手早く探すには、アイコンを検索するボックスにここでは例として【飛行機】と入力します。
④ 飛行機に関するアイコンが表示されるのでいずれか1つを選択し【挿入】をクリックします。
⑤ 同様の方法で【鉄道】【観光バス】のアイコンを必要な場所に挿入します。
下図のように挿入完了します。
⑥ アイコンの塗りつぶしの色を変更します。
【飛行機】のアイコンを選択し【グラフィックス形式】の【グラフィックの塗りつぶし】ボタンをクリックし【青】をクリックします。
同様の方法で【鉄道】を【緑】に【観光バス】を【赤】に変更します。
⑦ 下図のように完了です。
⑧ アイコンのサイズ調整をします。
ドラッグ操作でも出来ますが、画像のサイズ変更と同様に操作を誤ると反転してしまったり、縦横比のバランスを崩してしまったりするので注意しましょう。
【グラフィック形式】の【高さ】と【幅】の数値で変更するのも良いでしょう。
⑨ アイコンの位置を下げて文字と揃えます。
【飛行機】のアイコンを選択し【ホーム】タブの【フォント】グループの【フォント】をクリックします。
⑩ 【詳細設定】タブをクリックし、【位置】ボックスの一覧から【下げる】をクリックします。
⑪ 【間隔】ボックスをクリックして【7pt】に設定し【OK】をクリックします。
⑫ 下図のようにアイコンの位置が文字と揃いました。