パソコン教室
- 2023/01/17
- 2022/10/22
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絶対参照を利用した数式を作成
数式にセル番地を利用することをセル参照と言います。
セル参照には相対参照と呼ばれる基本の参照方式の他に絶対参照と呼ばれる方式があります。
この絶対参照を利用し、相対参照ではコピーしづらい数式も簡単にコピーできます。
では「パート賃金計算表」を作成してみましょう。
最初は相対参照で数式を作り数式をコピーしてみましょう。
セル【C6】に【=B6*B3】と入力します。
エンターキーで数式を確定します。
セル【C6】右下のフィルハンドルをセル【C21】までドラッグし数式をコピーします。
相対参照を利用したため下図のような結果になり正しい計算結果が得られていません。
相対参照で作った数式は下図のようにセルの参照がずれているからです。
そこで、参照するセルを固定するには絶対参照を利用します。絶対参照で数式を作ることで、数式をコピーした場合も同じセルが参照され、正確な計算結果を表示できます。
★絶対参照を設定したセルには$サインが付きます。
セル【C6】に【=B6*$B$3】と入力します。
エンターキーで数式を確定します。
セル【C6】右下のフィルハンドルをセル【C21】までドラッグし数式をコピーします。
絶対参照を利用した数式をコピーし、計算結果を正しく得ることができました。
絶対参照で作った数式は下図のように、数式をコピーした場合も同じセルが参照されているからです。
作成するデータにより絶対参照が適している場合と相対参照が適している場合がありますので、状況に応じて判断しましょう。
- 2022/10/09
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EXCEL 連続データとユーザー設定リストの編集
EXCELの連続データはマウスのドラッグを使い、規則性のある連続データを自動入力できる機能です。
資料やデータ作成の作業効率を高めるためにマスターしておきましょう。
起点となるセルに数値「1」を入力し、そのセルを選択し連続データを入力したい方向に「フィルハンドル」をドラッグします。
「1」がコピーされるだけで、連続データにはなりません。
ここでオートフィルオプションのボタンをクリックし、「連続データ」を選択すると「2」「3」「4…」と連続データに変わります。
なお、「5」「10」「15…」や「1」「3」「5…」など一定の間隔で規則性を持たせるときは、2つのセルを選択してドラッグします。
「5」「10」「15」「20…」と5ずつ増加した連続データを入力できます。
「月日」や「曜日」、「営業1課」「営業2課」といったものや「子」「丑」「寅」と続く干支もオートフィルの機能を使い自動入力できます。
※文字列の並びが変わっても大丈夫です。
その他、オリジナルの規則性を設定することも可能です。
ユーザー設定で連続データを追加してみましょう。
※リストに含める項目は、ダイアログボックスで1つ1つ追加してもよいのですが、下記のようにあらかじめExcelのシートに準備しておくとインポート機能を使い簡単に取り込めます。
インポート後は削除してもかまいません。
1.インポートするデータが入力されているセルを範囲選択し、「ファイル」から「オプション」をクリックします。
2.「Excelのオプション」ダイアログボックスが表示されます。
「詳細設定」の全般のグループにある「ユーザー設定リストの編集」をクリックします。
3.「ユーザー設定リスト」ダイアログボックスが表示されます。
「リストの取り込み元範囲」に範囲選択しているセル範囲「$B$2:$B$21」が表示されていることを確認しインポートをクリックします。
4.データがインポートされ、リストが作成されます。リストの内容は「リストの項目」に表示されます。
「OK」をクリックします。
5.「Excelのオプション」ダイアログボックスが再度表示されます。
「OK」をクリックします。
では、ユーザー設定リストの順番で連続データの入力ができるか確認してみましょう。
1.起点となるセルに「札幌」と入力し、フィルハンドルをドラッグします。
2.ユーザー設定リストの順番で、連続データが入力されました。
- 2022/09/17
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Googleドライブとは?
Googleドライブとは Google社が提供する15GBまでなら無料のオンラインストレージです。
様々なデータを「Googleドライブ」とよばれるクラウド上に保存することができます。
ドライブにデータを保存すると、PC・スマホ・タブレットなど複数のデバイスから同じドライブにアクセスできます。
常にバックアップが取れている状態で万が一の場合も変更履歴からデータの復元が出来ます。
ローカルからファイルをアップロードするだけでなく、ドライブ上で直接データの作成も出来ます。
例えば「Googleドキュメント」は、Googleが提供する「ドキュメント作成ソフト」
「Googleスプレッドシート」は「表計算ソフト」
「Googleスライド」は「プレゼンテーションソフト」など。
それぞれMicrosoft Officeの「WORD」「EXCEL」「Power Point」に相当し互換性もあります。
全て、Googleアカウントがあればインストール不要で誰でも使用出来ます。
また、複数メンバーで共有し同時編集も出来、編集内容はリアルタイムで反映され自動で保存されます。
それではやってみましょう。
① Google Chromeを立ち上げます。
下図にあるよう、右上の赤い四角の部分をクリックします。
② Google各種ツールアイコンが一覧表示されますので、三角形のGoogleドライブのアイコンをクリックし、Googleドライブにアクセスします。
③ 「+新規」をクリックすると各種作成ツールが表示されます。
④ 「Googleドキュメント」をクリックしましょう。
⑤ 新規のドキュメントを作成できます。
⑥ 同様に「Googleスプレッドシート」をクリックしましょう。
⑦ 新規のスプレッドシートが作成できます。
⑧ 同様に「Googleスライド」をクリックしましょう。
⑨ 新規のプレゼンテーションを作成できます。
- 2022/07/15
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文字列の置換
文字列の置換機能を使用すると検索した文字列を別の文字に置き換えることが出来ます。
文書が数ページにも渡る長文の時など効率が良くなりミスも防げますね。
では、やってみましょう。
① 文書の先頭にカーソルを置きます。
② 【ホーム】タブの【置換】ボタンをクリックします。
③ 【検索と置換】ダイアログボックスの【置換】タブが表示されます。
ここでは、【検索する文字列】ボックスに【1番】
【置換後の文字列】ボックスに【8番】と入力します。
【すべて置換】をクリックします。
④ 5か所の文字列が置き換えられたことを示すメッセージが表示されます。
※例の文書内には【1番】の文字列が5つあります
【OK】をクリックします。
⑤ 【検索と置換】ダイアログボックスの【閉じる】ボタンをクリックします。
検索した文字列を一括して別の文字に置き換えることが出来ました。
⑥ 同様の方法で、文書内の文字列【アジサイ】を【アサガオ】に置き換えましょう。
【検索する文字列】ボックスに【アジサイ】
【置換後の文字列】ボックスに【アサガオ】と入力します。
【すべて置換】をクリックします。
⑦ 3箇所の文字列が置き換えられたことを示すメッセージが表示されます。
※例の文書内には【アジサイ】の文字列が3つあります。
【OK】をクリックします。
⑧ 【検索と置換】ダイアログボックスの【閉じる】ボタンをクリックします。
検索した文字列を一括して別の文字に置き換えることが出来ました。
- 2022/07/11
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タブで区切られた文字列を表に変換する⇔表をタブに変換する
キーボードの左側にTabというキーがあります。
タブは使いこなすと文字の間隔を思い通り調整することが出来る便利な機能です。
今回はタブで区切られた文字列を表に変換したり、逆に表をタブに変換したりをやってみましょう。
① タブで区切られた2行目から10行目までを範囲選択します。
② 【挿入】タブの【表】ボタンをクリックします。
③ 一覧から【文字列を表にする】をクリックします。
④ 【列数】ボックスを【4】に設定します。
⑤ 【列の幅を固定する】をクリックし、隣のボックスが【自動】であることを確認します。
⑥ 【タブ】をクリックし【OK】をクリックします。
⑦ 下図のようにタブで区切られた文字列を表に変換できました。
⑧ 逆に表をタブに変換するには表範囲を選択し【レイアウト】タブの【表の解除】ボタンをクリックします。
【表の解除】ダイアログボックスが表示されたら【文字列の区切り】の【タブ】をクリックして【OK】をクリックします。
⑨ 下図のようにタブ区切りに変換されました。
- 2022/03/29
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WORDで、段落番号・字下げ・ぶら下げインデント等々を設定する…
WORDでお知らせなんかを作る時、いつもアレ?どうだったっけ?となる問題。
●項目に段落番号を付けたい。
●項目の右側にズラズラと文章を打ちたい。文章の長さはバラバラで、項目内での改行もしたい。
●もちろん、ズラズラ打った文章の頭は揃えたい。
●できれば、段落番号の左側は少し字下げしたい。
●項目は文字数が違うとカッコ悪いので、均等割り付けできたらいいな。こんな条件の文書を、スマートに作成できたらいいですよね!
では早速いってみましょう!! (さらに…) - 2021/12/05
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エクセル入力
着々と怒涛の2021年の終わりが近づいてきました。
世界中がコロナに脅かされたこの2年間。
大人は平和を享受してここまできましたが
子供たちは規制に縛られて本当にかわいそうですね。
来年はぜひ明るい情報で世の中が満たされますように!
さてちょっとしたことでエクセル入力が楽になる方法です。
セルに入力してEnterを押すと設定変更していない限り、アクティブセルは下に移ります。
横に進みたいときは右矢印キーかTabキーを使いますね。
どちらを使ってもいいのですが、矢印キーで進んだあとはEnterを押すとすぐ下に移動します。
Tabキーの場合はEnterを押すと最初のセルの下に移動しますので、マウスを持つ必要がなくなるという
ほんの1秒の時短ですがプチ楽。お試しください。
- 2021/11/22
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年賀状作成講座
今日は久々の雨模様となりましたが、夜にはお天気回復し、明日からはまたしばらくまずまずのお天気となるそうですね(^^♪
早いもので11月もあとしばらく!
あっという間にまた1年が終わりそうです(>_<)
タウン光パソコンスクール田原本教室では毎年恒例の年賀状作成講座を開催中です。
パーツや写真を組み合わせてオリジナルの年賀状を作成してみてはいかがでしょうか。
たくさんの素材を準備してお待ちしております。
また、筆ぐるめや筆王、宛名職人など年賀状ソフトの使い方・・・
基本操作・裏面作成・宛名面作成など。
その他でお困りの方も当教室にお気軽にご相談ください。
- 2021/10/25
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使うウィンドウ以外はまとめて最小化
10月も最終の週となり、朝晩一気に冷え込むようになりました。
良いお天気だと午後からの日差しがなんの遮りもなく直に入る教室は、つい先日まで冷房要でしたが、今日のように雨ですと途端に暖房が欲しくなります。
パソコンで作業中、デスクトップがたくさんのウィンドウに埋められて混雑した場合、必要のないウィンドウをまとめて隠すことができます。
【シェイク】するだけで、それ以外のウィンドウをまとめて最小化できます。
① 現在必要なウィンドウ部上部の【タイトルバー】の部分でマウスの左ボタンを押しながら左右や上下に【シェイク】(振る)します。
② すると、他のウィンドウがあっという間に最小化されます。
③ 最小化したウィンドウを再び表示するには、タスクバーのボタンをクリックしましょう。
googleスプレッドシートでお仕事管理
やらなきゃいけないことは色々ある!
そんなときは優先順位が大切ですよね。
仕事ですから、締切もあります。
表を作ってやることを整理したのは良いけれど、表の下の方にあって、結局締切を忘れてた!なんてことにならないように、締切が迫ってきたら表に色を付けてくれるようにしてみましょう!
これで、優先しなければならない仕事が一目瞭然。テキパキこなしていけることでしょう~
最初に、こんな表を作りました。
そして場所はどこでも良いですが、今日の日付を入れておきましょう!「=today()」ですよ。
ついでに、種類の行はプルダウンリストにしました。
プルダウンリストを作りたいセル上で右クリック→プルダウンを選択
詳細オプションをクリック→表示スタイルを矢印にしました。
いよいよ本題の条件付き書式です。
色を付けたい範囲を全て選択します。今回は該当する行全部に色を付けたいので、A5:C11を選択しました。
表示形式→条件付き書式を順に選択します。
条件付き書式設定ルールは以下のようにしました。
範囲 A5:C11(選択した部分が範囲に適応されます)
セルの書式設定の条件 カスタム数式「=and($C5<>””,$C5-7<=$A$2)」★画像下に補足あり
書式設定のスタイル 今回は塗りつぶしの色をシアンにしました(ここはお好きなスタイルでどーぞ)
★補足
締切の列の日付(C5:C11)が、今日の日付(A2)の1週間前になると、設定したスタイルになります。
前半部分の($C5)<>””は、C5:C11が空白でないという意味です。
その二つの式をand関数でくくっています。
完成です!